【Hyperwallet】外貨を日本の銀行口座へ送金するには?手数料は?

海外の仕事を受注するフリーランスやリモートワーカーにとって、外貨報酬を受け取る方法は様々です。

今回は私自身の経験をもとに、報酬として得た米ドルを、Hyperwalletから米ドルのまま日本の銀行口座で受け取る方法と、発生する手数料、入金までにかかった日数などについて解説します。

Hyperwalletは、インターネット上でその使用方法などの情報を多く見つけることできないので、少しでも多くの方のお役に立てればと思います。

目次

Hyperwalletとは?

Hyperwalletサイト より抜粋

Hyperwalletは、PayPal傘下のサービスで、グローバルな支払いを簡単に受け取ることができる便利なプラットフォームです。

日本国内にいながら、海外の企業から外貨報酬を得ている方にとって、外貨の受け取りを円滑に行うことはとても重要です。

報酬の受け取りに関しては、良く知られたところでいえば、Paypal、Payoneer、Wiseなど、数多くの受け取りのオプションが存在します。

そんな中、Hyperwallet(ハイパーウォレット)というサービスを最近耳にするようになってきました。

私自身、海外企業から報酬の受け取りオプションとして指定されたことで初めてHyperwalletを知りました。

Hyperwalletの手数料は?

Hyperwalletの手数料の仕組みを解説します。

下の画像は、私のHyperwalletのアカウントに表示されている画面です。

(私はUS$の給与がHyperwalletで支払われているので、Available FundsにUSDの表示があります。)

Transfer Rees 詳細

2% of Transfer Amount
Minimum $10 USD
Maximum $30 USD

つまり、

  • 送金する金額の2%が手数料として引かれる
  • 最低 $10
  • 最高 $30

送金額の2%が$30となるのは$1,500なので、

  • 送金額$1,500までは 最低$10~送金額の2%
  • 送金額$1,500を超えると 一律$30

の手数料がかかるという計算になります。

円建て or ドル建て

以前は日本の銀行口座に円建てで送金したのですが、今回は初めて、Sony Bankにドル建てで送金しました。

手数料や為替レートを考慮し、$1,500以上である程度まとまった金額での送金が最もリーズナブルにはなります。

送金手順

ドル建ての場合

実際に画面のコピーを見ながら解説していきます。

Transfer Fundsの画面で、Transfer Methodを選択します。

WireTransfer Accountとして、Sony Bankの外貨口座を事前にHyperwalletに登録しておきました。

Wire Transfer Accountを選択すると、以下のような画面で送金額を入力する画面になります。

現在送金できる最大額を送金する場合は、

Transfer Maximum Amount?[$●●]

という項目のラジオボタンにチェックを入れます。

今回は最大額を送金するので、チェックを入れ、次の画面に進みます。

以下の通り、

Hyperwalletにあった残高$1,602.28USDに対して、Feeが$30.00USD、送金額は$1,572.28USD と表示されました。

Confirmを押して、手続きを完了します。

完了すると以下のような確認画面が表示されます。

円建ての場合

(参考)

今回、円建てで送金はしませんでしたが、円建てで送金する口座を選択し途中まで画面を進めてみると、以下のような金額でした。

Japan Bank Accountを選択して、Transfer Maximum Ammountが自動で表示されます。

手数料$30USDが引かれた額で日本円で¥220,101

換算時点において、TTB≒139.98という計算になるかと思います。

メール受信 受け取り手続き

Hyperwalletでの手続きの翌日、Sony Bankからメールを受信しました。

メールの内容

被仕向け送金の到着のお知らせ
受け取り手続きの案内

Sony Bankのアカウントにログインし、受け取りの確認画面を表示、「受け取り」ボタンを押します。

送金情報が表示されます。

画面下部に、送金人との関係、送金目的を選択するタブがあります。

上記の通り、今回は、

  • 送金人との関係:勤務先
  • 送金目的:給与

と選択しました。

「次へ」ボタンで、受け付け完了します。

ここまでで手続きは全て終了となります。

入金完了

Sony Bankの被仕向け送金受け取り手続きを行った翌日、Sony Bankから入金完了のメールを受信しました。

Sony Bankのアカウントにログインし、外貨普通預金の口座に、以下の通り入金を確認できました。

無事に着金が確認でき、安心しました。

送金から着金にかかった日数

以下、日本時間での経過です。

STEP
Hyperwalletで送金手続き

9/23(月・祝)夜 21:00頃

STEP
Sony Bankから
被仕向け送金の到着確認メール受信

9/24(火)夕方 17:00頃

STEP
Sony Bankアカウントで
被仕向け送金の到着の受け取り手続きを行う

9/24(火)夕方 17:20頃

STEP
入金完了

9/25(水)15:00
※入金完了お知らせメール受信

送金処理から入金まで2日間でした。

被仕向け送金手数料

Sony Bankの外貨受け取りは、被仕向け送金手数料はかかりません

HyperwalletのFeeが引かれる以外に、着金のタイミングでの手数料はかかりませんでした。

またSony Bankでは、Sony Bank WALLETというサービス(登録無料・年会費無料)に登録すると、非常に便利なVisaデビット付きキャッシュカードが発行できます。

今回私は発行しています。

Visaデビット付きキャッシュカード
便利な機能
  • デビットカードとして使用可
  • Visaのタッチ決済にも対応
  • 海外ATMでも外貨口座から現地通貨引き出し可

今後海外に行く予定があるので、外貨を保有する際はこういった機能は非常に便利だなと思いました。

気になった方は他の便利な機能も是非調べてみてください。

Sony Bank WALLET

また、ドル建てでの送金については、

  • 円相場が安定していない
  • そのためHyperwalletからの送金のタイミングに悩む

といった状況において、円建てでの送金よりも効率のいい方法だと感じました。

今後はこうして得た外貨預金を、外貨預金口座の中で運用していくことができます。

まとめ

以上、報酬として得た米ドルを、

  • Hyperwalletから米ドルのまま日本の銀行口座で受け取る方法
  • 発生する手数料
  • 入金までにかかった日数

などについてご紹介しました。

まだまだインターネット上での、特に日本語での情報が少ないHyperwalletについて、今回の記事が少しでも多くの方のお役に立てればと思います。

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