フリーランスオンライン日本語教師のEmiです。
今回は、日本語教師が必要な英語力についてお話したいと思います。
日本語教師に英語力は必要なのか、またどの程度の英語力が求められているのか、考えたことはありませんか?
「自分の英語力で、母国語が英語の学習者に日本語を教えるのってどうすればいいんだろう?」
「しばらくTOEIC®を受けていないし、そもそも自分の英語力って今どのくらいなのかな?」
そんな疑問を持ちながら日本語教師を目指している方むけに、日本語教師と英語力の関係についての解説をしていきます。
現在のTOEIC®の点数が分からない方も、TOEIC®スコアの目安が分かるオンラインテストもご紹介しますので、是非最後まで読んでみてくださいね。
この機会に、現在のご自身の英語力と照らし合わせて考えてみてください。
TOEIC®の平均点は608点
TOEIC® Programの運営を行っている(一財)国際ビジネスコミュニケーション協会のサイトによると、2022年度TOEIC® L&R公開テストの過去1年分の平均スコア・スコア分布は以下の通りです。
990点満点中、平均スコアは608点となっています。(TOEIC® L&R公開テスト)
日本語教師に英語力は必要か?
そもそも、日本語教師には英語力が求められるのでしょうか?
日本語を使った指導では、学習者間の言語が異なっていても支障はありませんし、教師の指導の負担は軽いと言えます。
しかし、英語力やその他外国語のスキルがあればより指導のオプションが広がることもあります。
特定のグループ・目的の学習者により効率的な指導を行うことができたり、プライベートレッスン、海外での日本語指導に役立てることができたり、といったメリットがあります。
また、オンラインレッスンを提供する場では、数多くの日本語教師の中でも、英語力(語学力)をアピールして差別化し、生徒を集めることもできます。
実際にオンラインプラットフォームでは、英語で日本語(文法)を丁寧に教えてほしいという要望をしてくる学習者もいますよ。
・必須ではないが、あれば指導のオプションが広がる。
・プライベートレッスンや海外勤務など、活躍できる可能性がある。
・英語(外国語)で日本語を学びたい学習者が集まりやすい。
日本語教師に求められるTOEIC®スコアは?
ITをはじめとしたフリーランスを対象に案件の紹介等を行うFOSTER Freelance(フォスターフリーランス)社によると、英語力を生かせるフリーランスの仕事として「日本語教師」があげられています。
では日本語教師に求められるTOEIC®のスコアは何点でしょうか。
同サイトによると、目安としてTOEIC®スコア700点以上となっています。
先ほど見たTOEIC®平均点は608点でしたから、日本語教師の求められるレベルは、平均より100点程度上ということになります。
TOEIC®700点はどんなレベル?
TOEIC®700点とは、具体的にどんなレベルでしょうか。
TOEIC®の公式ページのPROFICIENCY SCALEによると、「スコア730レベル」は以下のような評価となっています。おおよそ700のレベルと同程度と考えていいレベル感ではないでしょうか。
上から2番目、どんな状況でも適切なコミュニケーションができるというレベルに分類されています。
TOEIC® 730点とはこんなレベル
- 通常会話の理解可能。応答も早い。
- 特定分野の会話への対応力がある。
- 業務上の支障がない。
- 正確さ、流暢さには個人差あり。
- 文法・構文上の誤りはあっても、意思疎通に問題なし。
また、TOEIC®と英検を比較してみると、TOEIC®の700点は英検2級~準1級程度とされています。
ここまで、英語力のレベルを見てきましたが、ご自身の英語力と見比べてみていかがでしょうか。
自分の英語力を今すぐ知りたい!
日本語教師に求められる英語力をTOEIC®や英検といった指標で見てきました。
最近、TOEIC®や英検を受けていないので自分のレベルが分からないという方もいらっしゃるのではないでしょうか。
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忙しくてなかなか実際の試験の日程を組めない方、今後の学習スケジュールを立てる前に今のレベルを知っておきたい方にも活用していただけると思います。
まとめ
今回は、日本語教師が必要な英語力についてお話してきました。
- 日本語教師にとって英語力は必須ではないが、あれば指導の幅が広がる。
- 日本語教師のTOEIC®のスコアの目安は700点。(英検2級~準1級程度)
- 状況に応じた適切なコミュニケーションが取れるレベルが求められる。
日本語教師を目指す方は、まずはTOEIC®700点・英検2級を一つの目安として試験対策をしてみてはいかがでしょうか。
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