オンラインで日本語を教えたいけど、どこから始めればいいかわからない…。この記事では、オンライン日本語教師として活躍するための第一歩となる、おすすめのプラットフォームを徹底比較!オンライン日本語教師初心者にもわかりやすく、メリット・デメリットを解説します。
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オンラインプラットフォームとは?
オンラインプラットフォームってなんですか?
オンラインプラットフォームとは、インターネット上で様々なサービスを提供する基盤のことです。
日本語教育におけるラインプラットフォームは、教師と生徒をマッチングさせ、オンラインレッスンを行うための環境を提供するサービスを指します。
近年、オンライン学習の需要が高まるにつれて、日本語学習の分野でもオンラインプラットフォームが急速に発展しています。
オンライン日本語教師は、こうしたプラットフォームを利用することで、世界中の生徒に日本語を教えることが可能になります。
2020年ごろから急速にサービスが拡大しています。コロナ禍で自宅で語学学習をする人が増えた影響です。
オンライン日本語教師になるメリット
学校や企業で日本語を教えるのではなく、あえてオンライン日本語教師になるメリットはなんでしょうか。
場所や時間に縛られない: 自宅にいながら世界中の生徒に教えることができます。パソコン、インターネット、ウェブカメラ、マイクなど、最低限の設備ですぐ始められます。
自由な働き方: 自分の都合に合わせてレッスン時間を設定できます。通勤時間もありません。
多様な生徒と出会える: 国籍や年齢、レベルの異なる生徒と交流できます。
スキルアップの機会: 様々な生徒のニーズに応える中で、自分のスキルを向上させることができます。
オンライン日本語教師におすすめのプラットフォーム
日本語教師が登録することができるオンラインプラットフォームはたくさんあります。
それぞれの特徴、メリット、デメリットを見ていきましょう。
italki(アイトーキ)
italkiは世界最大の言語学習コミュニティの一つ。
日本語教師のオンラインプラットフォームとして最も知名度が高いプラットフォームです。
教師の自由度が高く、レッスンの内容や料金設定も柔軟に行えます。
ただし、日本語教師は飽和状態にあり、ここ2年ほどは、資格を持ったプロの日本語教師・資格のないコミュニティーチューターともに、年に数回程度しか募集がないのが現状です。
応募枠がOpenになっても、1週間も経たずにClosedになってしまうこともあります。
気になる人は毎週状況をチェックして、すぐに応募できるように予めプロフィール動画などを準備しておくのがよいでしょう。
Cafetalk(カフェトーク)
cafetalkは日本語や英語などの語学だけでなく、ヨガ、音楽、アート、ビジネス、カウンセリング、占いなど、ユニークで豊富なレッスンが行われているプラットフォームです。
運営が日本企業なので、分からないことがあれば日本語で問い合わせが可能です。
チャットボックスで質問ができるので、初めてでも安心なプラットフォームです。
現在は、日本語の講師登録には指導資格が必須となっていてます。
また、英語講師・日本語講師登録については、応募者が殺到している模様です。
そのため、応募条件を満たしている場合でも、書類選考で不採用となる場合があるということがHP上で告知されています。
気になる手数料(レッスン料から引かれる)については、レッスンを行えば行うほど下がっていく仕組みです。
35%スタートで最終的には15%まで下がります。
少し複雑なので詳細はこちらから確認してください。
Preply(プレプリー)
Preplyはウクライナで創設され、近年急速に規模を大きくしている語学専門のプラットフォームです。
現在はアメリカに本社を置いて運営していて、プラットフォーム自体は英語が中心となった作りとなっています。(日本語表示も可。)
レッスン時間は1回50分で、生徒はまとめてレッスンを購入するサブスクリプションという方式を採用しています。
また初めての学習者に対しては、無料でトライアルレッスンを提供しなければなりません。そのため、レッスン料は実質2回目のレッスンから発生することになります。
手数料は33%スタートで、教えた時間が増えると下がっていく仕組みです。最終的には18%まで下がります。
手数料の詳細はこちらからご確認ください。
講師には独自のラーニングプログラムがあり、初めて教える人に非常に有益なオンライン講義が無料で受講できます。
操作の面や細かい情報の確認という点では、英語が得意な方がやや有利なプラットフォームです。
登録しやすいのは?
個人の考えになりますが、指導経験や資格がある場合このような順番で登録しやすいと言えると思います。
指導経験や資格がある場合かつ、英語が得意な場合は以下の順番になるかと思います。
指導経験が全くない場合は、italki、cafetalkの登録は難しい時期だと言えます。まずは資格の取得をして、プラットフォームに登録できる条件を整えてみてください。Preplyは経験のない人でも登録が可能な場合もありますので、詳しくは登録条件を確認してみてください。
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その他
早道ネットスクール: 日本語教育専門のオンラインスクール。
Native Camp: 定額制の語学学習サイトで、英語学習のプラットフォームとしても知られている。
ココナラ: 多様なスキルを持つプロフェッショナルが集まるプラットフォーム。オリジナル教材やレッスンプランの販売も可能。
プラットフォームを選ぶ際のポイント
手数料
各プラットフォームによって手数料の割合が異なるので必ずチェックしたいポイントです。
以下に3つのプラットフォームの手数料をまとめました。
プラットフォーム | 手数料 (レッスン料に対しての%) |
---|---|
italki | 一律15% |
Cafetalk | 35%~15% (適応条件あり) |
Preply | 33%~18% (適応条件あり) |
italkiは一律で15%(レッスン料の15%)という安さで、他の大手のプラットフォームとは違った体系といえます。
cafetalk、Preplyは最初は30%以上の手数料を取られてしまいますが、レッスン回数を重ねていくと次第にパーセンテージが下がっていく仕組みです。講師のモチベーション維持になるというポジティブな声もあります。
レッスン料の設定
レッスン料は自分で設定できるプラットフォームがほとんどです。
指導経験者・有資格者・・・比較的高いレッスン料を設定
経験の浅い講師・資格なし・・・低価格で学習者の獲得を図る講師が多い
プラットフォームによっては後々価格を変更する場合に、学習者側に必要な手順を踏んでもらわないと変更ができないケースもあります。(Preplyではそのような体験談がよくあります。)
また、自分の指導・労働の価値をよく考えて設定したいものです。
日本語教師になるために勉強した時間、授業準備に費やした時間についても是非考えてみてください。
あなたの貴重な時間にどんな価格を設定したらいいでしょうか。
ボランティアではありませんので、サービスを提供する対価として適切な価格を是非検討してみてください。
生徒層
どのようなレベルの生徒を教えたいか、どのようなレッスンを提供したいかによって、プラットフォームの種類も変わってきます。
例えば、日常会話、日本語能力試験対策、文法、発音など、学習者の目的に合わせたカスタマイズのレッスンを提供したいなら、独自のレッスンを作成できるプラットフォームを選びましょう。
italki、cafetalk、Preply、では独自のレッスンを作成することができます。
サポート体制
トラブルが発生した場合のサポート体制が充実しているかも重要なポイントです。
初めてのオンライン日本語教師へのチャレンジの場合、分からないことも出てくると思います。
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オンライン日本語教師として成功するためのヒント
プロフィールの作成
各プラットフォームでは、プロフィール欄が用意されていて、自分でプロフィールを作成することになります。
学習者が講師を選ぶ際に一番最初に見るのがプロフィールですので、サンプルや人気講師のプロフィールを研究して、自分の強みをアピールしましょう。
文章だけでなく、プロフィール動画のアップロードが必須となっているプラットフォームもあります。
スマホで撮影したものでOKで、基本的には難しい編集作業なども不要ですが、工夫次第で他の講師との差別化をはかることができます。
私は動画編集が好きなのでVideo Proc Vloggerの無料版で少しだけ編集を加えることもあります。
魅力的なプロフィールを作成して、たくさんの学習者の目に留まるように工夫してみましょう。
まとめ
オンライン日本語教師として活躍するための第一歩となる、おすすめのプラットフォームをご紹介しました。
あなたに合ったプラットフォームはありましたか?
どれがいいか決められない場合は、複数のプラットフォームに登録して、使い勝手を実際に確かめてみてください。
使ってみると分かることも多くあると思います。
今回の記事が少しでも参考になれば幸いです。
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