登録から2週間で始められる Cafetalkでオンライン日本語教師になる方法

フリーランスオンライン日本語教師のEmiです。

このページでは、オンラインプラットフォーム「Cafetalk」の講師登録方法を分かりやすく解説したいと思います。

目次

Cafetalkとは?

Cafetalk(カフェトーク)とは、「オンライン習い事サイト」で、世界中からオンラインでレッスンを受講できるサイトです。

レッスンの種類は日本語や英語などの語学だけでなく、ヨガ、音楽、アート、ビジネス、カウンセリング、占いなど、ユニークで豊富なラインナップが特徴です。

生徒、講師ともに世界中に登録者がいて、日々、さまざまなオンラインレッスンが行われています。

2023年12月時点での講師数2,756人以上、レッスン数は25,773以上。

運営会社は日本の企業「株式会社スモールブリッジ」で、サイトは日本語表記となっていています。

問合せも日本語でOKなので、日本人にとっては何かと安心です。

分からないことは、すぐにチャット機能を使って日本語で聞くことができます。

私自身、会員登録のときに疑問に思ったことをチャットで質問したのですが、すぐに丁寧に教えてもらえました。

※CafetalkのロゴはCafetalkが定めるロゴ使用ガイドラインのルールに準じて使用しています。

Cafetalk登録は無料! 講師登録の方法は?

Cafetalkへの登録は「生徒」も「講師」も無料、「新規登録」の画面から簡単に登録することができます。

まずは「生徒」として会員登録が完了すると、講師としての登録「講師申請」へ進むことができます。

Cafetalkでオンライン日本語教師になりたい場合、この「講師申請」をしなければなりません。

尚、Cafetalkの講師登録は、申請のプロセスに「模擬レッスン」はありません。

他のプラットフォームでは、選考の段階で「模擬レッスン」を設けているところが多いのですが、CafetalkではSkypeを使った15分程度の簡単な「面接」のみとなっています。

面接時に模擬レッスンがないので、
Cafetalkはオンライン日本語教師が初めてという人にとって、挑戦しやすいプラットフォームだと思います。

資格は必要?

Cafetalkの日本語の講師募集欄では「指導資格必須」とあります。(2023年12月現在) 

ですが、実際、講師検索をしてみると、講師のプロフィールに、「資格はありませんが~」「現在日本語教師の資格取得の勉強中です」といったことが書かれているものも目にしました。

最近登録したばかりの講師のプロフィールにもそのような記載がありましたので、実際のところ、指導資格が必須かは不明です。

420時間日本語教師養成講座や、日本語教育能力検定試験合格等の資格があればもちろん有利だと思いますが、これから説明する講師申請手順において、自己アピールやインタビューで一定の評価があればチャンスがあるかもしれません。

現在募集していないカテゴリーの講師でも、翌月に確認すると募集開始している場合があるようですので、月単位で確認してみるといいと思います。

では、早速、講師申請の手順を見ていきましょう。

講師申請の手順
  1. 講師申請を送信
  2. 申請ステップ(支払等、基本的な仕組みの確認、プロフィール原案作成)
  3. インタビューの調整
  4. インタビューの実施
  5. レッスン作成・プロフィール手直し・携帯番号認証
  6. 公開申請

私の実体験をまじえてお話していきますので、是非最後まで読んでください。

1)講師申請を送信

講師申請の画面では、まず、基本的な情報の入力が必要です。

  • メールアドレス
  • 出身国
  • 話す言葉
  • 居住地のタイムゾーン
  • 希望レッスンカテゴリー 
  • プロフィール画像のアップロード  など

さらに、申請時に必須となるのが、SkypeIDです。

Skypeのアカウントがない人は、必ず取得しなければなりません。

Cafetalkでの実際のレッスンはSkypeまたはZoomで行われますが、講師申請時点においてSkypeIDがないと申請ができないようです。

その他、以下のような記入項目があります。

  • 自己アピール
  • 講師経験
  • 関連資格
  • 志望動機
  • 提供予定レッスン

この申請画面の段階では、どれも長々と書く必要はないようです。

私自身は、「自己アピール」は7行、「志望動機」は2行でまとめ、「講師経験」は箇条書きでごく簡単に書きました。

「関連資格」については、420時間日本語教師養成講座修了と、その他の英語関連資格も念のため記入しましたが、ここでは証明書等のデータアップロードは任意でした。

「提供予定レッスン」についてはサンプルが用意されていたので、そちらを参照した上で同じような形式にしましたが、これも本当にシンプルで問題ないという感じでした。

ここまで入力を済ませたら送信します。

登録申請が送信されると、「2営業日以内に連絡します」というメールが届きますので、待ちましょう。

2)申請ステップ(支払等、基本的な仕組みの確認、プロフィール原案作成)

講師申請が通ると、「講師登録申請 第一次ステージ通過のお知らせ」というメールが来ます。

私は講師申請を送信してから2日後にメールが来ました。

メールの本文に記載のURLから新たな申請画面に進みます。

この申請画面では、まず支払等、基本的な仕組みの確認のページを閲覧し、内容を理解したら完了ボタンを押します。

また、この段階で、実際の講師画面で表示することになるプロフィール欄の原案を作成することが求められます。

実際に活躍されている講師の方々のプロフィールページが閲覧できるので、それを参考にすることもできます。

日本語教師の場合は、生徒(学習者)が読みやすいように、漢字の後ろにはカッコ書きでひらがなを書くといった工夫をするのもいいと思います。

3)インタビューの調整

プロフィールが完成したら、次はインタビューの日程を調整していきます。

この時点で必要なのが、自分のレッスンを作成し、申請画面上に登録することです。

インタビューでこれを元に模擬レッスンをするわけではないのですが、自分が提供しようと思っているレッスンの案を最低1つ、インタビュー前に登録しなければなりません。

プロフィール同様、実際の講師の方々が提供しているレッスンリストの画面を閲覧できるので、参考にしながら自分のレッスンを作成し、申請画面に記入します。

タイトル、時間、レッスン費用、レッスン内容など、の項目です。

最低1つレッスンを登録すると、インタビューの日程調整が可能になります。

第一次ステージ通過のお知らせを受け取ってからおおよそ2週間以内にインタビュー日程を申請しないと、講師申請自体が無効になる場合がある、という注意書きがありました。

日程調整はCafetalk内の実際の講師用画面で行います。

私の場合ですが、インタビューの日程候補として3つの枠を申請しました。

私は第一次ステージ通過のお知らせを受け取ってからインタビュー日程の希望日を申請(送信)するまでに1週間でした。

日程の希望を講師用画面から送信すると、半日程度で「新しいリクエストが入りました」という連絡が入りました。

Cafetalk上と登録済みのメールアドレス宛に同じ連絡が届く仕組みです。

この段階ではまだリクエストが入っただけの状態なので、今度は、Cafetalk上でこのリクエストを自分で「確定」します。

こうすることでインタビューリクエストが確定し、「リクエストが確定となりました」というお知らせが入ります。

最後に大事なことがひとつあります。

確定時に、「スカイプチャットを開始」をクリックして、簡単なご挨拶文を送ってください。

Cafetalk上に、このような指示が出てきますので、チャット画面を開き、インタビュー相手(チューター)宛てに簡単なメッセージを送っておきます。

「当日はよろしくお願いします。」程度の挨拶で大丈夫です。

ここまで済ませたら、あとはインタビュー当日になるまで待つだけです。

4)インタビューの実施

インタビュー当日、開始時間5分前になったら、Cafetalkの画面に従いスカイプチャットを送ります。

「本日はよろしくお願いします。」という簡単な挨拶ででOKです。

私の場合、チューターからも同様の挨拶のチャットが返ってきました。

インタビュー開始時間になったら、チューター側から通話が開始されました。

Cafetalkのインタビューは15分程度。模擬授業ではないので、安心して受けることができました。

私のチューターは日本語ネイティブではない方でしたが、インタビューは日本語で行われ、まずはチューターの質問に対して答えながらお話していきました。

質問されたこと

  • 講師経験について教えてください
  • レッスンではどんな教科書を使う予定ですか
  • レッスンの教材はどのように準備しますか

ひとつひとつ落ち着いて回答すれば問題ないという感じです。

そして、チューターから、以下のことについて説明がありました。

説明事項

  • 画面の使い方
  • レッスンの開始と終了の流れ
  • プロモーション(生徒獲得)の方法
  • 既に作成したプロフィール/レッスンの修正点
  • 今後の講師申請の流れ     など

最後にこちらから疑問点を確認させてもらい、15分でインタビュー終了となりました。

終了したらCafetalkのページから「完了」ボタンを押してインタビューの一連の流れは終了となりました。

5)レッスン作成・プロフィール手直し・携帯番号認証

インタビューが終了すると、2週間以内に公開申請のための準備をすることになります。

講師申請のための準備

  • 2つ以上のレッスン作成
  • プロフィールの手直し
  • 携帯電話の承認
  • スケジュールの設定

私は、インタビュー時点で1つのレッスンしか登録していなかったので、最低2つはレッスンを登録してくださいと言われました。

また、プロフィールについては、インタビュー時に改善点のアドバイスを受けていましたので、その点の修正を行いました。

携帯電話の認証は、レッスンに関する緊急の連絡や、問合せを受け付ける窓口として登録が必要になっています。

最後に、最低2週間先までのレッスン可能スケジュールを登録し、講師ガイドラインを読んだら、準備完了です。

6)公開申請

以上の通り、公開申請の準備ができたら、いよいよ、公開申請のボタンを押します。

インタビュー後、2週間以内に公開申請を行わないと、応募が失効する可能性があります。

問題がなければ約2営業日でプロフィールが公開となり、正式にCafetalk講師デビューとなります。

講師登録、インタビュー感想

私が講師申請をしてみて、講師申請から公開申請完了までにかかった期間は3週間でした。

各所要期間は、

  • 申請から2日後に第一ステージ通過のお知らせを受信、
  • プロフィール作成に1週間程時間をかけ、
  • インタビュー実施まで10日程(自分のスケジュールの都合により)
  • インタビュー後にプロフィール手直し等に3日

という内容でした。

事前にある程度プロフィールをまとめていたり、インタビュー希望日を最短で組むことができれば、申請してから2週間程度あれば講師デビューができると思います。

Cafetalkおすすめポイント
  • 登録申請から完了まで早い(最短で2週間程度で講師デビューできる)
  • 模擬レッスンがなく、15分の日本語によるインタビューのみ
  • インタビューは難しいことはなく、落ち着いて対応すれば問題ない
  • 日本語で問合せができる(チャット機能もあり)

以上のポイントから、オンライン日本語教師としての初めて登録するなら、Cafetalkはおすすめのプラットフォームだと思います。

オンライン日本語教師として初めて活動する方、どのプラットフォームで始めればいいか迷っている方、是非Cafetalkで始めてみてください。

 

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