主婦日本語教師がChatGPTを使ってみたらマトリックスについて分かった！【前編】

フリーランスオンライン日本語教師のEmiです。

ChatGPTとは？

ChatGPTは、OpenAIが開発した自然言語処理モデルの一つです。

GPT（Generative Pre-trained Transformer）と呼ばれる技術を基にしており、大量のテキストデータから学習しています。

ChatGPTは対話を行うことに特化しており、ユーザーの質問や指示に対して応答を生成します。

そのため、言葉の流れや文脈を理解し、自然な対話を模倣することができます。

ただし、ChatGPTは学習データの内容を元に生成されるため、時折不正確な情報を提供する可能性もあるため、注意が必要です。

ChatGPTはオープンドメインの質問応答や対話生成に利用され、様々な用途で人工知能による対話体験を提供することが期待されています。

実際の生成画面がこちらです。

「プロンプト」と呼ばれる指示文を入力することで、そのプロンプトに基づいた文章を生成することができるのです。

今回私は、

ChatGPTについて知らない人に分かりやすく説明してください。 2段落でお願いします。

という、とてもシンプルなプロンプトで指示をしてみました。

ChatGPTについての説明を自分で考えることなく、このようにChatGPT自身に説明してもらうことができました。（GPT3.5使用）

ChatGPTを使ってみようと思ったきっかけ

2023年初めごろからChatGPTという言葉を色々なところで耳にするようになりました。

とはいえ、「まだ実態が身近に感じられない」「自分とは無関係のもの」という意識だったので、そこからしばらくはどんなものなのか調べることもなく過ごしていました。

そんな日々の中、「ChatGPTの台頭により、今ある仕事の〇〇%が将来なくなる」「翻訳は全て機械でという時代になる」などの具体的な情報が盛んに話題に上がるようになり、だんだんとその動向が気になるようになってきました。

自分自身、「言葉」と切り離すことができない「日本語教師」という仕事をしている以上、知っておかなければならないものだという認識が日を追うごとに強くなってきました。

そこで2023年秋ごろ、ChatGPTについて少しでも知っておきたいという思いで、本を読んだり、Youtube動画で学んだりして理解を深めることを始めました。

堀江貴文さんがしばしばYoutubeチャンネルの中でChatGPTについて触れていることを知り、何本かの動画を視聴してみたのですが、ある動画の中でとても面白いことを言っていました。

「AI×メタバース」の技術で映画「マトリックス」で描かれた世界が実現する

ChatGPTなどAIと連携して、衛星画像を基にした仮想空間（ゲームの世界など）を創造することで、映画「マトリックス」の世界が本当に実現するところまできている。

という趣旨のことを言っていました。

1999年に公開された映画「マトリックス」。

もちろん映画自体は知っていましたが、実はちゃんと観た記憶がなく…これを機に改めて最初から最後まで見てみることにしました。

映画の中で描かれる仮想現実の世界は、1999年当時としては画期的な発想だったと思います。

その仮想現実がまもなく本当に実現する？！と考えると、本当にすごいとしか言えません。

堀江さんのマトリックスの話は、ChatGPTについて「知りたい」「使いたい」と思うきっかけとなりました。

マトリックスあらすじを聞いてみた

さっそくChatGPTに登録した私でしたが、あまり具体的な使い方のイメージは分かっていませんでした。

そこで、どうやら要約が得意らしいということだったので、映画マトリックスのあらすじの要約を作成させてみました。

実際の結果がこちらです。

ものの数秒でこのような「あらすじ」を書き上げてくれました。

ChatGPTに聞いてみたら、映画「マトリックス」について、そのあらすじをより深く理解することができました。

面白かったので、「俳優キアヌ・リーブスについて教えてください。」と聞いてみました。

続いて「最近のキアヌ・リーブスの活動について教えてください。」と質問すると、

最新情報はないようで、2022年1月時点までの分かることを教えてくれました。

そして、最新情報を知りたい場合のアドバイスまで付けてくれました。

日本語教育に活用できる？

ChatGPTを日本語教師の仕事にどのように活かすことができるのか？

そんなことを考え始めました。

まずはもう少しChatGPTの使い方について知ってから、と思い、いろいろと実験をしてみることにしました。

長くなりましたので、また次の記事で書きたいと思います。