このページの管理人のEmiです。
現在、フリーランスのオンライン日本語教師として、子育てと両立しながら在宅で働いています。40代前半の女性、2児の子育て中です。
私は、20代前半に日本語教師養成講座を修了しました。
そして、
養成講座修了からブランク18年で日本語教師になりました。
ここでは、20代だった私が日本語教育を学ぼうと思った理由をお話したいと思います。
詳しいプロフィールも是非読んでみてください。
資格取得に興味がある方は
20代 日本語教育を学ぼうと思ったきっかけ
【アメリカの大学で日本語ティーチングアシスタントを経験】
そもそも、私が「なぜ20代の時に日本語教育を勉強することになったのか」をお話したいと思います。
「社会人になる前に留学がしたい」というぼんやりとした夢を持っていた大学生だった私は、
- 費用を抑えた留学がしたい
- 語学留学ではなく、語学習得+αの留学がしたい
という条件で、どんな留学の方法があるのか考えていました。
様々な留学斡旋会社の説明会に足を運んでいた時、あるNPO法人のアメリカ大学院留学プログラムに興味を持ちました。
このプログラムは、
- ティーチングアシスタント(以下:TA)として現地大学で働くことが条件
- 大学院学費全額免除
- 生活費の一部が支給される
というものでした。
TAの具体的な仕事内容は、現地大学の学部生に「初級日本語」と「日本文化」を教えることでした。
留学費用が抑えられ、また、語学+αの留学ができる、「まさに探していた留学だ!」と思った私は、大学4年生の夏にこのプログラムの選考に応募し、翌年の夏からの大学院留学を目指しました。
翌年の夏からの留学が叶わなければ、さらにその次の年の選考に再び応募するつもりでした。
そのため、TAとして働くなら「少しでも早く日本語の教え方を学びたい」という思いで、日本の大学を卒業してすぐの4月に、420時間日本語教師養成講座に通い始めました。
結果としては、その年の大学院留学が正式に決定し、3か月後の8月には渡米、というスケジュールとなりました。
日本語教師養成講座には4月から4か月通ったところで一旦は休学し、渡米となりました。
そして留学中の2年間、現地大学の学部生に「初級日本語」と「日本文化」を教えるTAを経験しました。
「初級日本語」を週に3コマ、「日本文化」を週に2コマ。
大学院の勉強とTAの仕事との両立は想像以上に忙しく、今振り返ってみても本当に苦労ばかりの2年間でしたが、何事にも代えがたい貴重な経験をすることができました。
充実した大学院留学を過ごし、2年後に日本に帰国してからは、すぐに420時間日本語教師養成講座に復学しました。
未受講だった座学と実習を行い、無事に講座を修了しました。
このように、20代でのアメリカ大学院留学が、私の日本語教育を学ぶきっかけとなりました。
20代、30代は日本語教師ではない仕事を経験
【教育に携わることが仕事のやりがい】
20代での就職に関しては、すぐ日本語教師になることも考えましたが、直前にアメリカの大学院でTESOL(Teaching English to Speakers of Other Langauges/英語教授法)を学んでいたこともあり、当時は英語教育の道に進むことを選択しました。
英語講師や、教育関連企業での勤務をしていたため、日本語教育からはずっと離れていたのです。
ただ、日本語教育からは離れていたものの、常に「教育」に関わる仕事に就いていました。
何かを教える仕事でもそうでなくても、「教育の現場」で働くことが、私にとっての仕事のやりがいだったからです。
自分自身が学生時代だった頃、学校はもちろん、習い事、資格試験受験、研修など、夢の実現のために身を置いてきた環境で、多くの方々に支えられていたことを実感していました。
社会人になってからは、夢に向かって努力する人たちが集まる教育の現場で貢献できることが、私にとって喜びだったのです。
40代主婦 子育てとの両立を目指すため
【子育て主婦になり、社会復帰に大きな壁を感じた】
30代半ばに出産を機に専業主婦になった私は、二人の子供たちが成長するにつれて、社会復帰を考えるようになりました。
しかし、子育てと仕事の両立は、予想以上に大変なことでした。
働きに出ることを考えた時、「シフトの融通」「職場の場所」「拘束時間」は重要事項でした。
ざっとこのくらいの条件が必要でした。
- 子育てに理解がある
- 主婦歓迎
- 働く時間は子供がいない間だけ
- 徒歩or自転車圏内なら幼稚園と自宅から近い職場
- 電車通勤なら所要時間20分圏内までの職場
- 夏休みなどの長期休みにも対応してもらえる
- オフィス業務
子供たちは手がかからなくなってきたとはいえ、急に熱を出して急に休むこともあります。
そういったことに理解があり、主婦でも積極的に雇ってもらえる場所である必要がありました。
また、下の子は幼稚園児で、朝の送り・帰りのお迎えをしなければならず、1日の中で働ける時間はとても短いものです。
通勤時間が長ければ、実際の働く時間はさらに減ってしまいます。そして長期休みに関して言えば、ほぼ対応してもらうことは難しいのが現実です。
このように、子育てしながらの主婦の社会復帰に大きな壁を感じ、外に出て働くのではなく、在宅ワーカーとして働くことを決意したというわけです。
主婦の学び直し
オンラインで主婦が社会復帰
【子育てと両立可!主婦の社会復帰の近道】
在宅ワーカーになることを決意したら、悩んでいた条件面は一気にクリアになりました。
外に働きに行くならこうでなければ、と考えていた条件は一切不要となりました。
そして、在宅ワーカーなら、こんなメリットがありました。
- 通勤が不要(通勤時間0)
- 職場は自宅や近くのカフェなどでOK
- 働き方次第では子供の長期休みにも対応できる
今はあらゆる仕事がオンラインで完結する時代です。
「主婦」が「自宅で」「オンラインで」社会復帰する方法は、外に働きに出ることよりも遥かにハードルが低く、現実的だと思いました。
英語力を活かしたい
オンライン日本語教師 新しい働き方
【想像するとわくわくした新しい働き方】
オンラインで社会復帰するとなれば、「自分には何ができるのか?」を考えなければなりません。
一般的な在宅ワーカー向けのサイトで仕事を探してみましたが、自分のスキルを活かせそうな仕事を見つけることができませんでした。
また、「主婦向け!」「誰でもできます!」という仕事の多くは、正直なところ、あまり興味を持てる仕事内容ではありませんでした。
そこで、もっと視野を広げて、どんな仕事がオンラインで行われているかを調べていくうちに、「オンラインで日本語を教える仕事」が目にとまりました。
オンライン日本語教師の仕事です。
私が日本語教師養成講座を受講した約17~18年前は、オンラインで日本語を教えるという方法は、あまりメジャーではありませんでした。
しかし、そこから時が経ち、今では、オンライン日本語教師という仕事が広く認知されつつあり、その道でお仕事をしている日本語教師がたくさんいるんだということを知りました。
日本語教師の新しい働き方だなと思いました。
そして、私がまず自宅でオンラインで社会復帰するには、「この仕事だ!」と感じました。
そこからは、具体的にどうやってオンライン日本語教師になるのかを調べ、考え、近い将来に自分の仕事として始めることを想像すると、わくわくしかありませんでした。
このように、私はオンラインで日本語を教える日本語教師、オンライン日本語教師になることにしたのでした。
まとめ
私が日本語教師になったきっかけ
- 20代で日本語ティーチングアシスタントを経験
- 20代、30代は英語や教育に携わる仕事を経験
- 40代専業主婦となり、子育てとの両立に壁
- オンラインで社会復帰を目指す
- 日本語教師の新しい働き方 オンライン日本語教師を知り可能性を感じる
詳しいプロフィールも是非読んでみてください。
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