フリーランスオンライン日本語教師のEmiです。
日本語教師の経験がなくても、オンラインなら活躍できるチャンスがあります!
本記事では、日本語教師未経験者むけのおすすめ本をご紹介します。
- 未経験の日本語教師
- 養成講座等で勉強中または修了したばかりの日本語教師
- 教え方に不安がある日本語教師
- オンラインでの具体的な教え方のコツを知りたい日本語教師
という方のために、合計5冊の本をこれからご紹介します。
別の記事でも紹介してる本もありますが、今回は最近購入したものからも厳選して追加しました。
最後には、私が使っている英語圏学習者むけ教科書も紹介します。
日本語教師初心者むけおすすめ本3選!「これだけは手元に!」
新人日本語教師に寄り添ってくれるような存在:「日本語の教え方ABC」
初級レベルの文法を完全網羅:初級文法をすべて網羅しているので、教え方に迷ったときに頼りになります。
経験豊富な教師による解説:現場で培ったノウハウに基づいた、わかりやすく実践的な解説が満載です。
教え方のコツを丁寧に解説:文法説明だけでなく、具体的な教え方のコツも丁寧に解説しているので、すぐに実践することができます。
まずは1冊目として手元に置いておくなら、間違いなくこの本ですね!
初めてでも安心の文法解説書:「初級日本語文法と教え方のポイント」
詳細な文法説明: 先述の「日本語の教え方ABC」と同様に、初級文法を網羅していますが、より詳しい説明となっています。まさに、教える人にとっての「解説書」と言える一冊です。
評価が高い: 実際にこの本を使って日本語を教えている方からの高評価レビューが多いです。「説明が分かりやすい」「文法の教え方の本の中で一番いい本」「学習者の質問に答えるときに役立つ」など、その信頼の高さがうかがえます。
教え方のポイント: 各項目ごとに「教え方のポイント」として、注意すべき点や効果的な指導方法がまとめられています。新人日本語教師にとっての心強いアドバイスです。
情報量が多い: 「日本語の教え方ABC」よりも分厚く、A5サイズながら情報量も充実しています。
「日本語の教え方ABC」の次に買うなら、この本です!
日本語教師としてのスキルアップにも最適:「初級を教える人のための日本語文法ハンドブック」
初級文法を完全網羅: 先に紹介した2冊と比べると、この本は文法解説に特化しています。日本語教師むけに、初級レベルで扱う文法を詳細かつ丁寧に解説しています。
養成講座の授業を超える充実度:日本語教師として必ず押さえておきたい知識を、体系的に整理することができます。養成講座で習った日本語文法の内容を総復習するような充実度です。
学習者さんからの鋭い質問に返す答えに迷ったら、必ずこの本を開きます!
オンラインで教えるためのおすすめ本2選「レッスンのヒントになる!」
オンラインレッスンをもっと楽しく! アイデア満載のアクティビティ集:「オンライン授業で使える日本語活動集90」
- オンラインレッスンのネタ探しに困っている
- マンネリ化しがちなレッスンを活性化したい
- 生徒の積極性を引き出したい
- オンラインレッスンをもっと楽しくしたい
具体的な活動内容ってなかなか思いつかない…そんな方いませんか?
この本は、そんなあなたを助けてくれる一冊です!
Zoom、Googleスライド、Jamboardなど、オンラインレッスンに欠かせないツールの紹介からスタート。巻末には、Zoomの画面共有方法や、Googleスライド・Jamboardの機能説明も掲載されているので、ツールに詳しくない方も安心です。
この1冊でなんと90種類ものオンラインアクティビティとゲームが紹介されています。
どれもすぐに実践できるものばかりで、レッスンの導入や余った時間の活用にも最適です。
これでとっさの英語での指示に困らない!「日本語を教えるためのやさしい英語表現 こんなときどう説明する?」
オンラインプラットフォームを使ったレッスンだと、相手の日本語レベル、母国語などの情報が曖昧なまま初めてのレッスンを迎える…なんてこともあります。
特に初級の学習者だと、日本語の指示が伝わりづらいことがあります。
そんな時、とっさに英語でどのように指示を伝えたらいいか、カンペがあったら安心ですよね。(母国語が英語でなくても、英語を理解する学習者は多いです。)
- 私の声が聞こえますか?
- カメラをオンにしてください。
- 画面を共有します。
- インターネットの接続が悪いです。
- パソコンを再起動して、すぐにまた戻ります。
この本を手元に置いておけば、いざという時にとても役に立ちます。
また、この本のメインの内容は「初級でよくある質問や間違いへの説明」を英語でするための本なので、初級文法の説明を簡単な英語表現を使って言う言い方がたくさん載っています。
極端な話、例えば文法説明を英語でしてほしいという学習者の希望があるのなら、この本の英語表現をそのまま使って伝えたっていいのです。
オンラインで英語での指導をしていきたい人におすすめしたい1冊ですが、オンラインでなく対面レッスンでもちろん役立ちますよ!
英語圏の学習者むけ教科書 「げんき / GENKI」
最後に、私が主に使っている教科書をご紹介します。
日本語の教科書と言えば一番最初に思い浮かべるのは「みんなの日本語」という人が多いと思いますが、「げんき」は欧米を中心に海外で多くシェアされている日本語教科書です。
「話す」「聞く」「読む」「書く」の4技能を総合的に学ぶ構成で、初級はvol.1とvol2の2冊です。
オンラインプラットフォームには、「げんき」を使って勉強したいという学習者もいて、海外での人気の高さがうかがえます。
- 「げんき」で勉強した学習者が一定数いる
- 文法説明が英語で書いてあるので、学習者も予習復習しやすい
- オフィシャルオンライン教材が豊富
- 教師用ガイドも活用できる
私も持っています!教師用ガイド。
海外の大学等でも使われている日本語教科書で、英語版だけではなく、フランス語版・スペイン語版などがあります。
学習者が使えるオフィシャルの学習アプリなども充実していて、着実に力を付けていきたい学習者に選ばれる教科書です。
日本語教師として「げんき」での指導に興味のある方は、是非、手に取ってみてください!
私は教科書は「げんき」一択です。登場人物の絵もすごく可愛いですよ!
まとめ
日本語教師として読むべき本、教え方の本は、たくさんありますが、今回初めにご紹介した3冊は、初心者の日本語教師の方にとっては「持っていて損はない」厳選の3冊です。
また、オンラインレッスンむけにおすすめした2冊は、レッスンの中で実際に使える内容を扱った本なので、買ってすぐにお役に立てるはずです。
以上5冊のおすすめ、いかがだったでしょうか。
また、最後に私が使っている教科書「げんき」もご紹介しました。
今回の記事が新人日本語教師の方のお役に立てれば幸いです。
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