日本語教育能力検定試験は、これから日本語教育に関わりたい人、日本語教師として活躍したい人にとって重要な試験です。2024年度・令和6年度の試験に申し込む予定の方に向けて、オンライン出願の方法や会場情報について詳しく解説します。
日本語教育能力検定試験とは?
日本語教育能力検定試験は、主に日本語教師を目指す方や既に日本語教師として活躍している方を対象とした試験です。この試験に合格することで、日本語教育に関する基礎知識と実践力が認められ、就職やキャリアアップに有利となります。
オンライン出願
日本語教育能力検定試験の申し込みは、オンライン出願です。時間や場所を問わずに申し込みができるため、忙しい方でも手軽に手続きを進められますね。
出願期間
令和6年7月1日(月)から7月31日(水)まで
7月1日から出願スタートです。出願期間が過ぎると次の試験は1年後になってしまいます。うっかり忘れてしまわないよう、7月になったら早めに出願しておくと安心です。
オンライン出願の手順
1. 公式サイトにアクセス
まず、日本語教育能力検定試験の公式サイト(日本国際教育支援協会)にアクセスします。公式サイトには試験に関する最新情報や受験案内が掲載されています。
2. アカウント登録
次に、公式サイトでオンライン出願サイトのアカウントを作成します。必要な情報を入力し、登録を完了させます。アカウントを作成することで、出願の進捗状況や試験結果の確認がオンラインで可能になります。
※令和5年度の日本語教育能力検定試験の出願をした際にアカウントを作成した方は、同じアカウントを利用できます。
3. 出願フォームの記入
オンライン出願期間になったら、「オンライン出願ガイド」に沿って出願フォームに必要な情報を入力します。個人情報や連絡先などを正確に記入してください。また、出願に際してはサイズが3MB以下の「JPEG」ファイルの顔写真が必要となります。オンラインでアップロードしますので、オンライン出願ガイドをよく読んで用意してください。
4. 受験料の支払い
受験料 17,000円(税込)
出願フォームの本人情報入力→アンケート記入まで完了したら、受験料方法選択画面へ続きます。支払い方法はコンビニ払い、クレジットカード払い、ペイジーなど、複数の選択肢があります。コンビニ払い・ペイジーを選択した場合、出願登録した翌日から7日以内に、受験料を支払います。
受験会場情報
2024年の日本語教育能力検定試験の受験会場情報は、8月下旬に公式サイトに掲載予定です。
会場:北海道、東北、関東、中部、近畿、中国、九州
※地区内での会場は選択不可。
※都合により変更する場合あり。
※令和6年度の試験会場一覧は8月下旬に公式サイト(日本国際教育支援協会)に掲載予定。
最新の会場情報は必ず公式サイトで確認し、早めに予定を立ててください。
受験に向けた準備
1. 学習計画の立て方
試験に向けた学習計画を立てることが重要です。対策問題集を解いたり、通信講座・通学講座で学んだり、それぞれの方法で試験までの学習を進めましょう。
2. 参考書と教材の選び方
自分に合った学び方、参考書・教材を選び、効率よく学習を進めましょう。おすすめのテキストは以下の記事でも紹介していますので是非見てみてくださいね。
3. 過去問の活用
数年分の過去問を活用することで、実際の試験形式に慣れることができます。時間配分や問題の難易度を体感しながら、試験本番に備えましょう。
試験当日の注意点
1. 受験票の確認
受験票は試験当日に必ず持参してください。受験票には試験会場や開始時間が記載されていますので、事前に確認しておきましょう。
受験票は当日までに無くさないように気を付けて保管してくださいね。
2. 試験当日の持ち物
試験当日に必要な持ち物は以下の通りです。
- 受験票
- 筆記用具
- 昼食
- メモリー機能等がない腕時計(試験室内に時計は設置されていません)
- 写真付き公的身分証明書(運転免許証・学生証・社員証・パスポート・マイナンバーカード等)※受験票を忘れた場合に必要になります。
私は小さなチョコレート菓子も持っていきました。頭をいっぱい使いますから、休憩時間に糖分を素早く補給できるものが◎ 大学受験の時からの自分なりの受験当日秘策です! ※飲食可能な場所や時間のルールは会場に従ってください。
3. 試験会場へのアクセス
試験会場へのアクセス方法を事前に確認し、余裕を持って到着できるようにしましょう。交通機関の遅延などを考慮して、早めに出発することをおすすめします。
アクセスを調べるついでに…試験後のお楽しみとして、(時間に余裕がある方は)会場近くや帰宅経路に休憩や食事をするスポットも見つけておくと、モチベーションアップにつながりますよ。私は試験後、試験会場の最寄り駅にある「牛タン専門店」で夕食を食べてから帰宅しました!
まとめ
2024年の日本語教育能力検定試験に申し込むための手順や会場情報について解説しました。オンライン出願は簡単で便利な方法ですので、公式サイトを活用してスムーズに手続きを進めてください。また、試験に向けた準備をしっかりと行い、自信を持って試験当日を迎えましょう。最新の会場情報は8月下旬に公式サイトに掲載予定ですので、忘れずにチェックしてください。
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