日本語教育能力検定試験と日本語教員試験の違いは?どっちを受けるべき?対策本はある?

フリーランスオンライン日本語教師のEmiです。

今回は、日本語教育能力検定試験に独学で合格し、オンライン日本語教師となった私が、日本語教育能力検定試と日本語教員試験の違いについてお話したいと思います。

目次

日本語教育能力検定試験とは?

まず、「日本語教育能力検定試験」とはどんな試験なのでしょうか。

「日本語教育能力検定試験」は昭和62年から実施されていて、令和6年度で38回目を迎える試験です。

令和6年度の試験実施日は、10月27日(日)です。

日本語教員試験とは?

では、「日本語教員試験」とはどんな試験なのでしょうか。

「日本語教員試験」は令和6年度に国が新たに実施する試験です。

第一回日本語教員試験の実施日は令和6年11月17日(日)です。実際の試験に先立ち、施行試験が令和5年12月に行われました。

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出題範囲

「日本語教育能力検定試験」「日本語教員試験」ともに、試験の出題範囲は同様で、以下の通りとなっています。

  • 社会・文化・地域
  • 言語と社会
  • 言語と心理
  • 言語と教育
  • 言語

試験の概要 

では次に2つの試験の違いを見てみましょう。

日本語教育能力検定試験日本語教員試験(新試験)
令和6年度 実施日10月27日(日)11月17日(日)
実施機関公益財団法人 日本国際教育支援協会令和6年度は 国
令和7年度以降は法人が指定される
試験区分試験I
試験II(聴解)
試験III
基礎試験
応用試験(聴解・読解)
試験時間・問題数試験Ⅰマーク式100問 90分
試験Ⅱマーク式40問 30分
試験Ⅲマーク式80問+記述400字 120分
基礎試験 マーク式100問 120分
応用試験
・聴解 マーク式50問 45分
・読解 マーク式60問120分
合格基準7割以上(正式公表はされていません)
合格率3割程度
「日本語教員試験」の試験区分、試験時間・問題数は、先行して行われた施行試験の実績です。

出題範囲は同じですが、試験区分(試験の構成)や試験時間、問題数などは上記の通り少し異なります。

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国家資格に必須なのは「日本語教員試験」(新試験)

いずれの試験も、その目的の一つは「日本語教育を行うために必要な知識及び技能を有するかどうかを判定する」ことです。

では、2つの試験の大きな違いは何でしょうか。

それは、2024年4月に始まった、日本語教師の国家資格化に関係するお話になります。

まず言葉の説明をすると、国家資格の名称は「登録日本語教員」です。これは「日本語教師」という名称と区別した言い方となります。

国家資格を持っていると、認定日本語教育機関で日本語を教えることができます。認定日本語教育機関とは、文科省が認定した日本語教育機関のことで、主に国内の日本語学校等が該当します。

そしてこの国家資格「登録日本語教員」資格を取得するためには、①「日本語教員試験」の合格、②実践研修の修了 の両方が要件となります。

つまり、2つの日本語教育関連資格のうち、国家資格取得のために必須となるのは、「日本語教員試験」(新試験)というわけです。

「登録日本語教員」について詳しく知りたい!

どちらの試験を受けるべきか?

2つの試験がこの秋に開催されるということで、どちらの試験を受けるべきか悩む方もいらっしゃるかもしれませんね。

「日本語教員試験」を受けるべき人は、認定日本語教育機関(主に国内の日本語学校等)で日本語教師になりたい人です。

認定日本語教育機関(主に国内の日本語学校等)で日本語教師になるには、国家資格「登録日本語教員」資格を保持していなければなりません。養成講座修了だけ、あるいは「日本語教育能力検定試験」合格だけ、では国家資格取得の要件を満たしません。

2024年4月発売になりました

認定日本語教育機関で教えることは考えていない。オンラインで日本語を教えたり、ボランティアで日本語を教えることに興味があるので、日本語教育の資格にチャレンジしたい。

そういう方は、「日本語教育能力検定試験」にまずチャレンジしてみるのがおすすめです。

「日本語教育能力検定試験」はこれまで30回以上実施されてきている試験で、様々な対策テキストや対策講座があります。

過去問も販売されていますので、傾向をつかんだり対策を行うという意味では困ることはなく、初めて受験する方でも取り組みやすいと思います。

私もこれで対策しました

試験後の活動を見据えて、どちらの試験を受験するか決めましょう。

2つの試験に対応した対策セット

まとめ

今回は、日本語教育能力検定試と日本語教員試験の違いについてお話しました。

日本語教師の国家資格制度が始まり、令和6年度は新試験が実施される初めての年となります。

新試験の動きに、今後も注目していきたいと思います。

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