日本語教師になるのは40代からでも遅くない!最短6か月でなれる方法とは?!

日本語教師になるのは40代からでも遅くない!最短6か月でなれる方法とは?!

フリーランスオンライン日本語教師のEmiです。

今回は、40代以上でこれから日本語教師を目指すか迷っている方にお役に立てる情報をお話したいと思います。

目次

日本語教師は40代からでも目指せます!

40代だけど、これから日本語教師を目指すのは遅すぎるのかな。

そんなことありませんよ。

年齢がネックで日本語教師になるか迷っている方にお伝えしたいのは、40代からでも日本語教師を目指すのは遅くないということです。

まず初めに、日本語教師の年齢制限についてです。

以下の日本語教師の資格取得に際しては、年齢制限は設けられていません。

日本語教師資格
  • 日本語教育能力検定試験
  • 登録日本語教員試験(新試験/2024年度開始)
  • 日本語教師養成講座
  • 大学等の教育過程修了

私自身、20代の頃に420時間日本語教師養成講座の通学コースで学びましたが、同じコースには40代以上の方も3割くらい在籍されていました。

転職を考えている方や、定年退職をしていて今後日本語教師として活動したいとい方が受講されていました。

日本語教師の1/3は40代以上

次に、現役の日本語教師の年代別人数を見てみましょう。

文化庁が令和2年に実施した調査によると、日本語教師の年代別被雇用者数で最も割合が大きかったのは50代で、24.7%でした。(参考)文化庁 令和2年度日本語教師の資格創設に係る状況調査結果概要

※調査対象
大学等機関、日本語学校等、専修学校等、地域日本語教室等、その他機関・団体

年代%
20代6.8
30代14.3
40代24.1
50代24.7
60代23.2
70代6.4
80代0.5
日本語教師の年代別被雇用者数

50代に次いで40代の割合が大きく、24%を占めているという結果となっています。

さらに60代が23.2%。40~50代とほぼ同じ程度の割合です。

日本語教師の1/3は40代以上であるということです。

資格試験 年代別受験者 50代がトップ

さらに、民間資格試験「日本語教育能力検定試験」の受験者について見てみましょう。

「日本語教育能力検定試験」を実施している、公益財団法人 日本教育支援機構の発表によると、令和5年度の「日本語教育能力検定試験」の全科目受験者8,211人のうち、年代別受験者の割合が最も大きかったのは50代で、26.1%でした。

年代受験者数(人)%
20代未満440.5
20代1,57619.1
30代1,25315.2
40代1,67820.4
50代2,14626.1
60代以上1,51418.4
合計8,211
全科目受験者 年代別数 推移

(参考)日本語教育能力検定試験 全科目受験者 年代別数 推移

50代に次いで40代の割合が大きく、約20%を占めているという結果となっています。

またここでも60代以上が18.4%という割合を占めています。

資格試験の受験者を見ても、最も多いのが50代。次いで40代、60代以上という順に多いことが分かりましたね。

40代から日本語教師を目指すメリット

では、40代から日本語教師を目指す場合のメリットには、どんなことがあるのでしょうか。

資格取得で転職

30代まで一生懸命仕事をしてきたけど、転職を考えている。でも、特別な資格を持っているわけではない。

そんな人にとって、資格取得は転職活動において重要になってきます。

先ほどお話した通り、日本語教師の資格挑戦には年齢制限はありません。2024年度からは国家資格の制度も開始したので、40代以上で国家資格取得ということももちろん可能です。

また、次に触れますが、定年はありません。働き方も様々で、ライフスタイルに合わせて働き方を自分で選ぶことができます。

定年がない

これから資格取得をして、何歳まで働けるのか心配。

何歳まででも働けるのが日本語教師の魅力のひとつです。

雇用形態や働き方に変化はあっても、日本語教師としてはいつまでも現役でいることは可能です。

例えば、私は今現在オンライン日本語教師として在宅で教えていますが、登録しているプラットフォームで教師の年齢制限はありません。

元気でやる気さえあれば、何歳まででも現役日本語教師として働くことはできます。

経験を活かした指導ができる

40代以上の教師のことを、学習者がどう思うのか不安。

喜ばれることが多いです。

学習者(生徒)は若い教師を好むのではないか、と思われがちですが、一概にそうは言えません。

まず、教える環境によっても学習者の年齢は様々ですので、自分より若い学習者ばかりを教える想定にはならないと思います。

例えば、一般的に日本の大学入学を目指して勉強している生徒は若く、仕事で日本に来ている生徒であれば、年齢層はもっと上になります。

また、40代以上の日本語教師は社会人経験が豊富で、日本語教育以外の分野で経験を積んできた方も多いです。

そのため、これまでの経験を活かして「ビジネス日本語」「接客の日本語」など、より専門的な分野を教えられることが強みとなります。

40代以上の日本語教師は、豊富な経験から日本語を教える、学習者にとって頼りがいのある教師になることができます。

資格取得までの道のり

日本語教師のなり方は、まず国家資格取得か、民間資格取得かによって方法・要件が大きく違います。

また、どちらの資格でも、資格取得までのルートは複数存在していて、学び方は様々です。

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民間資格は通信講座や資格試験合格だけで資格取得も可ですが、いざ教壇に立った時、実習の経験の有無は大きいです。

教案の書き方・レッスンの組み立て方・進め方などは、通信講座や資格試験の中で実践的に学べるかというとかなり難しいです。

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まとめ

今回は、40代以上でこれから日本語教師を目指すか迷っている方に、40代からでも十分に目指せる理由をお話してきました。

40代、50代、60代、またそれ以上でも現役で日本語を教えている人はたくさんいるという事実を知り、現在40代前半の私も勇気づけられます。

  • 日本語教師に年齢制限や定年はない
  • 現役日本語教師の1/3は40代以上
  • 資格試験受験者は50代以上が多い
  • 資格取得で転職の選択肢になる
  • 国家資格の道もある
  • 養成講座受講費のキャッシュバック制度がある(条件あり)
  • 最短6か月で養成講座修了可

これから日本語教師を目指したい皆さん、是非、この先の新しい自分の姿を想像して、その姿に近づけるように頑張ってくださいね!

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